運動としてのヨガの効果 | アーユルヴェーダとヨガのある暮らし

運動としてのヨガの効果

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ヨガ

ヨガを行うと、体に対しても様々な効果があることに気が付きます

わたしは病に苦しみ、体力が一気に落ちたことがありました。筋力も衰え、筋肉で弾力があったはずの足の肉もすっかり柔らかくなってしまいました。
体の様々な場所に痛みや痺れ、違和感が現れ、夜になるとさらに痛みが増し、もう耐えるのが辛くて毎晩のように涙が出てしまう時期がありました。そして、その痛みと不安で眠れない日々が続きました。

この頃、若いときや体調のいいときには考えたこともなかった、筋肉の働き、体のしくみなどを意識せずにはいられなくなったのです。この苦しみは何年も続きました。

その後しばらくして、ヨガに対する見方が一変しました。

それまでは、ポーズの意味もイマイチ理解できずにいたと思います。
しかし、体の痛い場所、違和感のある場所、体にズレや歪みがある場所、そして体が密接につながっていること・・・そんなことを意識せざるを得ない状態を経てみると、こんなにも体のしくみが考慮され、動きのひとつひとつに深い意味があったのか、と身を持って感動したのです。
今のわたしにとってヨガは、かけがえのないものになっています。

もちろん精神面での格闘や発見もたくさんありましたが、今回は運動面だけの話に絞ってその効果をご紹介したいと思います。

ストレッチ効果

ストレッチとは

体のある筋肉を良好な状態にする目的でその筋肉を引っ張って伸ばすこと。筋肉の柔軟性を高め関節可動域を広げるほか、いろいろなメリットをもたらす。

ヨガといえばストレッチ効果が高そう・・・というイメージが強いのではないでしょうか。

運動不足や悪い姿勢などによって、筋肉繊維が委縮して固くなることがあります。このような場合ストレッチが有効です。
呼吸をしながらゆっくり伸ばすことで、緊張がほぐれて柔らかくなります

大切なことは、決して無理をして伸ばし過ぎないこと。頑張り過ぎるとかえって固くなってしまったり、痛めてしまう場合があるので気を付けてくださいね。

筋肉トレーニング効果

筋肉トレーニングとは

骨格筋の出力・持久力の維持向上や筋肥大を目的とした運動の総称。

ヨガにも様々な種類がありますが、ポーズを完成させて静止する場合、その体勢をしっかりと維持する筋肉が働きます。

わたしはお尻の大臀筋の奥にある梨状筋に痛みがあったのですが、この場所に効果的な運動を見つけられずにいました。そんなとき、針の穴のポーズで筋肉を伸ばしつつ「英雄のポーズ」で筋肉を鍛えることで、改善されたことがありました。さまざまなポーズを行ううち、今の自分にぴったりのポーズが見つかります

マッサージ効果

マッサージとは

主に静脈系血液循環の改善やリンパ循環の改善を目的にした手技療法。

ヨガの動きは様々な箇所を圧迫したり、緩めたりということを繰り返します。これに深い呼吸も伴うため、体の内部までマッサージしたような効果が得られます。ねじりのポーズなどがこの典型です。

ヨガの後、循環がよくなった感覚を得られると思います。

バランス感覚(平衡感覚)向上

バランス感覚とは

生体が運動している時や重力に対して傾いた状態にある時に、これを察知する働き。平衡知覚とも呼ばれる。

ヨガにはバランス感覚を向上させるポーズが沢山あります。バランスをとろうとする体の働きを使うことで、バランス能力が向上します。
始めはフラフラしていても、続けるうちに(きっと、思っていたよりも早く)安定しますよ。

逆転ポーズ効果

逆転ポーズとは

逆立ちのように、体を逆向きにすること。心臓より上にある部分を下にして、一気に血行を促進させます。

うっ血を速やかに解消し、老廃物を取り除きます。また、重力を逆転させることで、内蔵の働きを促進させます。ホルモンバランスの改善体の働きの促進などの効果があります。

ヨガには様々な効果があります。まずは無理のないポーズ、無理のない範囲で行いましょう。

これは個人的な見解ですが、無理のない範囲でヨガを行っていても痛みが出るような場合、ヨガはいったんやめて、ウォーキングや、軽いストレッチ、痛みのない箇所の筋トレから始め、少し体作りをしてから改めて取り組んでみるのもいいかもしれません。

わたしの場合はそのほうがうまくいきました。

わたしのように体力や筋力のない人の場合は、もしかすると焦る気持ちとの戦いになることもあるかもしれません。それでも、無理をしないことです。わたしは無理をして何度も何度も失敗しました(笑)。始めはどの辺が自分にとって ‘ 無理のない範囲 ’ なのかさえ分からなかったのです。

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